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第4回 スコッティの仕事ぶり

皆様の中にはこれだけ有名になってしまって、しかも多忙を極めるスコッティですから、有名プロ以外(一般アマチュアとか無名プロ等)は誰かアシスタントがいてパターを製作しているのでは?と思っている方々が数多くいらっしゃると思います。でも事実はツアーパターの1本1本を彼自身が1~10まで彼自身の手でつくっているのです。ヘッドの製作はもちろん、スタンプの刻印、スタンプのペインティング、グリップの決定等細かな作業も全てスコッティ自身が行っています。シャフトとグリップの装着はさすがにアシスタントの人がする場合もありますが、そのような場合でも必ずスコッティが出来上がったパターを構えてストロークしてみてOKを出さない限り出荷することはありません。ダメ出しする時はグリップにマジックでラインを入れたり、その場で切ってしまったり、出荷不能にして万が一にも間違いの起こらないようにしています。つまり有名プロ達のパターも、一般アマチュアの使うツアーパターも同じ精度で同じように精魂込めてつくられているのです。380img_2744.jpg
スコッティは常に100%の出来か0かで90%とか80%の出来というものは存在しないと言っています。このスコッティの信条こそがスコッティキャメロンツアーパターを世界一のパターに押し上げこれからもその地位を独走し続けるであろう原動力ではないでしょうか?スコッティは彼が小さい頃から彼のお父さんに言われた素晴らしい教え、“Do it right or Get out of the way”を正に実践しているのです。